服薬量が半端ない!

潰瘍性大腸炎の症状は一時悪化したものの何とか持ち直し現在は安定しつつあります。その一方で、先月うつ病と診断され新たな病との戦いを余儀なくされました。

容赦なく腹痛などが襲う症状に見舞われる潰瘍性大腸炎の患者さんは、不眠や疲れなどが起きやすく難病である事への不安や生活への影響が長期に渡る事などにより、うつ病を発症する事もあるのだそうです。

自分の場合、外出したくても出来ない、仕事も体調が悪化し集中してこなせないなどの生活面への影響が長引いていたため、知らず知らずのうちに疲労が蓄積して心身共に疲弊してしまっていたようです。



そんな時は無理をせずに病気の治療に専念し、何でも目標通りに何かを成し遂げようとせずに努力しない事が大事なようです。

自分の出来る事から出来る範囲で物事をこなし、出来ない事は明日にでもすれば良いんです。それを会社や学校が認めないなら休んで療養するしかありません。

サボっている訳でもなく出来ない訳でも無い事が出来なくなるのがうつ病の症状であって、いわゆる気力と言うか生命力と言うのかパワーが落ちているので無理をしても力は出ないのです。

ましてや潰瘍性大腸炎の症状が重なり、さらに疲労感や不眠などによってどんどんパワーが浪費されている状態なので、充分な休息によってパワーを回復させるしか他に方法はありません。



潰瘍性大腸炎の症状は回復傾向に転じているため投薬量は減りましたが、新たにうつ病を発症した事によって服薬量は増えています。

これだけ多くの薬を使っても風邪のように数日から1週間程度で改善するものでは無く、症状が好転するまで数カ月から数年という長い時間が必要になってきます。

潰瘍性大腸炎の治療では症状が好転するまで約2年近くかかったし、うつ病も早くて半年と主治医に言われていますので、早く治そうとか日々の生活でやろうと思っても出来ない自分を責めたりせずに過ごすしかありません。

やろうと思っていて出来なかった事は出来る時にやれればそれで良いのです。



今はバラエティー番組を見ても笑う事も無ければ感動的な映画などを見ても涙一つ流す事すらない状態に陥っていますが、パワーが蓄積されてくればまた感情も戻ってくる事でしょう。

服薬量が多いため薬を飲むだけでお腹がいっぱいになり食事も1~2日に1食しか食べていませんし、食事する事すら億劫ではありますが、楽しく食事が出来るようになったら美味しいものでも食べに出掛けられれば嬉しいなと思っています。



健康な時には全く気付かなかった事がいろいろ見えているし、ツラい日々を体験する事で他人の痛みや苦しみへの理解も違った観点から分かるようになっています。

今は本当にツラい状態ですが、これを乗り越えた時には違った自分になれていると思うし、悲観的に考えず出来る事をまずはしてみたいと思います。そして地道に治療を続けていこうと思います。



大量の内服薬




※病気治療のための処方(2016年12月現在)


○消化器外科(潰瘍性大腸炎の治療)

アサコール錠400mg / 1日3回毎食後に3錠
セレキノン錠100mg / 1日3回毎食後に2錠
ラックビー錠 / 1日3回毎食後に1錠
コロネル細粒83.3% / 1日3回毎食後に2包
半夏瀉心湯エキス細粒 / 1日3回食間に1包
ペンタサ坐剤1g / 1日1回医師の指示通り


○循環器科(高血圧・高脂血症の治療)

ミカルディス錠40mg / 1日1回朝食後に1錠
フェブリク錠10mg / 1日1回朝食後に1錠
リバロ錠1mg / 1日1回朝食後に1錠
コニール錠4mg / 1日1回朝食後に2錠


〇心療内科(うつ病の治療)

イフェクサーSRカプセル37.5mg / 1日1回夕食後に1カプセル
ドグマチール錠50mg / 1日1回夕食後に1錠
リフレックス錠15mg / 1日1回就寝前に1錠
フルニトラゼパム錠1mg「アメル」 / 1日1回就寝前に1錠
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