一難去ってまた一難

以前から若干血圧が高めでコレステロール値に異常(中性脂肪と悪玉コレステロールの値は正常範囲だけど善玉コレステロールの値だけ正常範囲より低い状態)があったため、かかりつけ医のクリニックで3カ月に1回の血液検査を続けています。

今月初旬の検査もいつも通りに採血してまた来月に通院という流れになるはずでしたが、採血から5日後かかりつけ医の先生から直接電話があり、大変な事が起きたので今すぐ来るようにと呼び出されました。



血液検査で大変な事って何だろうと少し不安になりつつ、とりあえず行かなければ何も分からないので身支度を済ませて先生のもとへ急ぎ、クリニックに着くと診察の順番を待つ事無くすぐ診察室へ通され、血液検査で起こった大変な事についての説明を受けました。

コレステロールの値と糖の値で異常な数値を計測したため、即入院レベルの大変な事態である旨の説明を受けました。その時の異常値が下記の数値です。


中性脂肪:3171mg/dL(正常値は50~149)

HDLコレステロール:26mg/dL(正常値は40~86)

LDLコレステロール:37mg/dL(正常値は70~139)

グルコース:519mg/dL(正常値は70~109)

HbA1c:18.0%(正常値は4.6~6.2)


今日これからでも入院できないかと言われましたが、入院がとにかく嫌いな自分は入院を拒否し通院で治療できないかの話し合いをさせて頂きました。

いつポックリ逝ってもおかしくないとの事でしたが、インスリン注射をすぐに始める事を条件に通院での治療を認めて頂きました。



血液検査




ではなぜこんな異常値が出たのか。

生活習慣など特に問題はなくハッキリとした原因は掴めませんでしたが、先月から増量した心療内科で処方されているエビリファイ錠の副作用が出た可能性が原因の1つとして考えられたため服用を中止する事となりました。

後に心療内科でも製薬会社に問い合わせて調べて頂きましたが、エビリファイ錠の副作用としては1%程度の出現率だそうですが「糖尿病又はその既往歴を有する患者、もしくは糖尿病の家族歴、高血糖、肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者が服用した場合、血糖値が上昇する事があるため慎重に投与する事」となっているそうです。

それを見逃して投与を続けた場合「糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡等の死亡に至ることもある重大な副作用が発現するおそれがあるので、本剤投与中は高血糖の徴候・症状に注意すること」との警告もあり、結果として定期的に血液検査を続けていて良かったのかも知れません。


医療用医薬品 : エビリファイ


潰瘍性大腸炎の症状は良くなりつつある一方でうつ病の症状は悪化し治療を続けていましたが、一難去ってまた一難といった感じになってしまいました。

今回からさらに血糖値を下げる内服薬とインスリン注射が加わる事になりましたが、異常が起きてしまった以上は仕方ないし入院を拒否したので通院治療はキチッとしますと医師と約束したので、コレステロール値と血糖値が安定するまで新たな治療に取り組みます。



心も体もキチンとメンテナンスしないと壊れてくるんだなと改めて思った出来事でした。
Share this article on SNS!