誰にでも起きる事とは言え、難病に罹患している事を突然告げられ自分で自分の体調がコントロールできないのは苦痛でしかありませんでした。
約2年の闘病生活を送り今年からやっと仕事に復帰できるようになり、思い切ってIT業界から医療業界への転職も果たしました。
投薬で体調をコントロールしなければいけないし転職に伴って年収も半分以下になりましたが、今では普通に近い状態で生活をし仕事ができる事に喜びを感じています。
自分の事で精一杯だったので、友達付き合いもロクにできず恋愛なんてさらに遠い存在でした。
そんな時、体調や生活を気遣ってくれて心の支えになってくれる存在が現れました。
それが年下のノンケの後輩だった訳ですが、人って弱っている時に優しくされると恋に落ちやすいって言うのは本当みたいです。
気遣ってくれた方は多くいたのですが、年下のノンケの後輩はLINEなどでも励ましてくれたり昼食時は誘いに来てくれたり、ほぼ毎日のように何かしら気遣ってくれました。
時には無理し過ぎていると叱ってくれる事もありました。
ゲイの方々は自分大好きっ子が多いので、なかなか相手に対して優しく接したり気遣ったりできる人がいません。ノンケならではの男らしさなのだと思いますが、すっかり落とされてしまった自分がちょっと恥ずかしいです(笑)。
恋をしても相手はノンケ、しかも後輩なので気持ちを素直に伝える事は関係を壊しかねません。
今まで通り慕われる先輩であり大事に育て愛すべき後輩の存在である事がベストであると考え、その関係を維持しています。
自分の体調が良い時は2人とも酒が大好きなのでベロベロに酔うまで飲みに行っています。楽しそうに話し飲んでいる姿を見ているだけでなんか癒される自分がいます(笑)。
医療業界へ転職したばかりで、覚える仕事は膨大にあります。
社会人経験は長くとも医療業界では新人でしか無いので、年齢の上下関係なく先輩方から教わる事がたくさんあり日々が勉強です。
仕事に慣れてある程度の仕事がこなせるようになるまで、恋をしている暇など無いかも知れませんね。