高速なWeb Serverとして注目を浴びているLiteSpeed Web Serverですが、レンタルサーバー会社を引っ越さなくてもLiteSpeed Web Serverが使える画期的なサービスであるQUIC.cloudにおいて前回ご紹介した後に仕様が変更となり残念な状態になってしまいました。
今までは無制限にQUIC.cloudを使えていたのですが、ふと昨日ダッシュボード(コントロールパネル)を見に行ったら帯域制限が新たに加わっていました。
画像を見て頂ければ分かると思いますが「Monthly Traffic Limit: 20,000 Mb」となっており、1カ月約20GBの帯域制限の表示がされています。先月までは無かった表示でヘルプなどにも詳細は書かれていませんが、恐らく帯域をオーバーするとオリジンサーバーへ直でアクセスするものと思われます。残りギリギリで気付いて良かったです。
せっかくLiteSpeed Cacheプラグインを入れて試していたのですが、急遽プラグインを止め元の設定に戻してCloudFlare経由でのアクセスに戻しました。約1カ月使ってみて計測した結果から言えばCloudFlareのPage Rulesなどを適切に設定した方がQUIC.cloud経由よりアクセスが高速だったので、お試しできただけでも良かったと思うしか無いのかも知れません。
あくまでもベータ版のサービスでしたので、この先も変更は発生すると思いますが1カ月に約20GBもの帯域を使わないサイトや毎月の帯域を使い切るまでの間で試してみたいと言う方は使ってみると良いと思います。
自分のサイトは文章と画像がチラホラあるサイトなので帯域を半月で使い切ってしまう事が分かりましたので、帯域を気にしなくても使えるCloudFlareを継続して使っていこうと思います。
今までお世話になっていたWP Fastest Cacheプラグインに戻し、CloudFlareのPage Rulesなどはこちらの記事にも書いたように再設定し直しました。
これからQUIC.cloudを使われる方は帯域だけ気を付けてくださいね。