「機内食はいかが? 機内食いりませんかー?」
しかし誰も立ち止まりません。
機内食が売れないと篠原涼子に怒られる……。
エルが困っていると、やがて夜になり、六本木の寒さはどんどん厳しくなってきました。
「寒い……。そうだ、機内食で暖まろう」
エルが機内食に火をつけると、不思議なことに光の中に何かが見えました。
これは……、ビターな清涼感……?
しかし炎はすぐに消えてしまいました。
もう一度見たい! エルはまた機内食に火をつけました。
あ、何か見えた!
これは……、東武百貨店で吉田が一平ちゃんしているところ……? わあ、面白い!
楽しくなってきたエルは次々機内食を使いました。
表参道フラペチーノ……。
決勝進出エンジン……。
限定発売を楽しむ辻利……。
光の中に浮かんでは消えるものをエルはうっとり見つめました。
次の日の朝、六本木の人々は幸せそうな表情を浮かべ倒れているエルを見つけました。
それを見た人たちは「きっと最後にあまおうと宇治抹茶がコラボする夢でも見たのだろう。可哀想に」と噂しましたとさ。
おしまい。
#あなたがマッチ売りの少女だったら
あなたがマッチ売りの少女だったらどうなるか、あなたのツイート内容を元に物語を作ります。
※アプリメーカー( https://appli-maker.jp/ )
「あなたがマッチ売りの少女だったら」で自動作成されたおとぎ話。
秀逸だったので紹介します。 https://appli-maker.jp/analytic_apps/56244/results/188062860