リオ五輪8月5日開幕

リオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)まで1週間を切りました。

日本との時差が12時間あるため8月5日(金)の夜18時から23時まで予定されている開会式は、日本時間だと8月6日(土)の朝6時から11時までと半日のズレが出ます。

開会式はNHK Eテレで6日(土)の朝7時30分からライブ中継を始め、8時40分からはNHK G 総合に引き継がれてお昼前の11時30分まで放送されるようです。



日本では参議院議員選挙や東京都知事選挙など注目の高かった選挙が続いたためか、あまりテレビなどでの盛り上がりも無かったように感じます。

オリンピックの話題よりもロシア選手団の集団ドーピング問題やジカ熱・現地の治安状況などの話題を見聞きする事が多かったように思えます。

8月になってからは各社ニュース番組を中心にリオ五輪のコーナーが急に目立ち始め、いよいよ開幕という機運になってきました。



リオデジャネイロの観光地区からオリンピック公園のある西部地区を結ぶ地下鉄4号線の工事が遅れていましたが、先日やっと完成し8月1日から運行を始めるそうです。

日本人の感覚からすれば本当にギリギリだなと思うのですが、五輪開催に当たっては地元の反発も強く工事も財政的に困難を極めたようです。

スタジアムや選手村などの建設に取り掛かったものの決められた代金の支払い日に当局からの支払いが無く、労働者への賃金の支払いや資材などの費用が支払えなくなった建設会社が激怒し建設をボイコットしたため再入札が行われ建設に時間がかかったなど、日本では本当に考えられないような事態が多くあったようです。



日本ではそのような事は起きないでしょうけど、すでに新国立競技場問題で発生しているコスト増になった分の負担を誰がするのかなどの問題は今後さらに起きるでしょう。

2020年の東京オリンピック誘致時より建設業界の人件費は約1.5倍に跳ね上がっているし、建設資材の費用も約1.5~2倍に高騰しているそうです。

今後さらに高騰すればコスト増は避けられない訳だし、今後4年間の財源に関する議論は可及的速やかに進めるべきでしょう。



子供たちに夢を与えるのは良い事だし一流選手たちの競技を直接観戦できるのも人生そうそうない事だと思います。

だからと言ってそのツケまで後世に負わせるような事だけはして欲しくないですよね。
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